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野村 靖; 内藤 俶孝
Nuclear Technology, 121(1), p.3 - 12, 1998/01
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)典型的な再処理施設としてドイツのプラントモデルに対して、第一分離サイクルの抽出プロセスに用いられるパルスカラムのプルトニウム蓄積による臨界事故を取り上げ、事故シナリオの同定、信頼性データの導入、フォールトツリーの構築及び解析を行ったので、その結果を報告する。パルスカラムへのスクラブ供給液中の酸濃度低下を起因事象とし、プルトニウム蓄積の検出失敗が重なることにより臨界事故発生に至る頻度を算出し、それに寄与する機器故障の種類を同定して、システム信頼性向上が図れるための設計改善策を示した。
久保 伸夫; 館盛 勝一; 臼田 重和; 阿見 則男; 若松 幸雄; 佐藤 真人*
Solvent Extraction 1990, p.699 - 704, 1992/00
再処理抽出工程における共除染工程異常過渡時のU(IV)の蓄積挙動を実験的に検討した。異常事象として、有機相に負荷されるウラン量が増加した場合を考えた。用いた装置は、抽出・洗浄パルスカラムである。基本フローに従い、パルスカラムを定常に立上げた後に、急激に有機溶媒流量を10~20%減少させ異常を起した。カラム内のU(VI)、U(IV)、HNOの濃度分布を観察するため、一定時間ごとにサンプリングノズルより有機相及び水相を抜き出した後、分析を行った。U(IV)の蓄積は、定常及び異常時に有機相中のU(VI)濃度の高い領域の流れの前部分に見られた。異常時には、U(VI)の移動とともに変移した。これらの結果について、ミキサセトラの実験結果、パルスカラムに最適化したExtra M Codeと比較し、考察を行った。
若松 幸雄; 佐藤 真人; 久保 伸夫; 桜井 聡; 阿見 則男
JAERI-M 90-161, 41 Pages, 1990/09
再処理抽出工程における共除染工程の異常過渡特性を研究するため、抽出及び洗浄塔から成る小型パルスカラム抽出装置(有効抽出部:252260mH2塔)を製作した。また付帯設備として、抽出実験の後で発生する低濃度のウラン水溶液を再使用するためにウラン水溶液濃縮装置も製作した。ここでは、各々の装置製作に当たっての設計上の留意事項、設計製作仕様を述べると共に、異常過渡特性実験を行う必要な装置の運転方法を述べる。特に、運転操作方法については、ウラン抽出実験はもとより、実験に用いる給液調整、実験後の溶液の処理(逆抽出、希釈剤洗浄、アルカリ洗浄、ウラン水溶液濃縮)についても述べた。